イースターのシンボルともいえる卵の価格が、大幅に高騰し続けている。
その理由としてエネルギー価格や飼料の大幅な値上げがあるが、ドイツ通信社によると、昨年1月に雄のヒヨコの大量殺処分を禁じる法律が施行されたことも関係する。これまで卵を産まない雄を殺処分していたが、ドイツでは世界で初めてこれが禁止に。
大手企業は、卵のふ化前に雌雄を見分ける技術に投資しているが、小規模業者は生産を諦めざるを得なくなった。これにより昨年ドイツでふ化した産卵用のヒナは45%減少した。
15 Nov. 2024 1230号
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