経済協力開発機構(OECD)が31カ国の成人を対象に実施した「国際成人力調査」(大人版のPISA)で、ドイツの成人の5人に1人が読解力と数学に問題を抱えていることが分かった。読解力は、10歳児レベルかそれよりもかなり低いという。
デジタルが主要な世の中となり、複雑な文章や課題に触れる機会が減少したことが理由と考えられている。
OECD教育局長によれば、ドイツにおける格差は非常に大きく、家庭環境が影響を与えているという。国際比較では、ドイツはOECD平均をわずかに上回っている。
21 Feb. 1236号
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