ドイツ発！ちょっと気になるあのニュース

ハンブルクの内アルスター湖に2日、突如、水浴する女性の像が出現した。高さ4m、長さ30m のこの巨大像は、市内在住のアーティスト、オリバー・フォス氏が手掛けた彫刻作品。「創造性豊かな水の街ハンブルクをアピールしたい」という同氏の願いから、2カ月半の制作期間を経て今月、10日間限定で湖上に設置されることになった。設置に当たっては、当地を管轄するミッテ地区のシュライバー区長が「都市景観を損ねる」と猛反対していたが、都市開発・環境局が最終的にGO サインを出し、実現にこぎつけるという紆余曲折もあったそうだ。「たまにはこういう変わったものも良いかも」「趣味って人それぞれね」などと物珍しげに見入る周囲の人々を横目に、ブロンドの女性像は「太陽の下で悠々と水に浸かるって気持ち良い！」と思っていたか否か……。