「身だしなみは足元から」と言われたら、まず靴に目が行きがちだが、靴下だって足の衛生に直結する大事なアイテムだ。しかしその扱われ方には、国によってかなり差があることが、先頃発表された市場調査会社GfK の調べで明らかになった。調査は、スイスの靴下・下着メーカーBlacksocks の委託でスイス、ドイツ、オーストリア、英国、フランス、イタリアの6カ国で3000人を対象に行われたもの。それによると、靴下を最も頻繁に履き替えているのはオーストリア人で、これにイタリア人、ドイツ人、英国人が続いた。逆にスイスでは、毎日靴下を替えない人の割合が10人に3人に上り、「Käsefüße=チーズ足」の汚名が付いてしまった。これすなわち、「足が臭い」ということ。ちなみに、「1週間履き替えなくても平気」と答えた人も全体の1%いたそうだ。皆さん、足元は清潔にしていますか?
10 Jan 2025 1233号
130周年を迎えた欧州
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