2008年はヒンドゥー教の女神カーリーに扮して宗教関係者の怒りを買い、09年は夫で歌手のシールとともに真っ黒なカラスに、昨年は夫婦揃ってロボットになりきるなど、毎年、奇抜なコスチュームで話題をさらっているドイツの人気モデル、ハイディ・クルム(38)。今年もハイディがホストを務めるハロウィーンパーティーが米国ロサンゼルスで催され、注目のハイディが登場。と、レッドカーペット上に現れたのは、急病人を運ぶストレッチャー。血に濡れた白衣を着た男性たちが運んできた人体こそが、ハイディその人。皮膚を剥ぎ取られ、血管や筋肉、骨が丸見えの人体模型のような「コスチューム」を身にまとったハイディは、迫真の演技で瀕死の人の表情。この凝りに凝った衣装への情熱は、やはりカーニバル好きな土地(ケルンのお隣、ベルギッシュ・グラットバッハ)に生まれたから?
20 Dez. 2024 1232号
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