猫も杓子もネット上でつぶやく(ツイートする)昨今、憧れの有名人の一挙手一投足をこのSNSでフォローしている人は多いだろう。ただし有名人の場合、影響力が大きいゆえに、失言が命取りに繋がってしまうことがある。往年の名テニスプレーヤー、ボリス・ベッカーも最近赤っ恥をかいた1人。彼は自身のアカウントで「おめでとう、アンゲラ・メルケル! あなたのノーベル平和賞受賞をドイツ国民として誇りに思うよ」と発言したのだ。その瞬間、返ってきたのは嘲笑の嵐。「ノーベル賞を取ったのはメルケル首相じゃなくてEUだし、文法も間違っているし」「(ロンドン在住の彼に対して)国民として誇りに思うなら、ドイツで税金払おうよ」といった指摘は、本人の胸にぐさっと突き刺さったに違いない。皆さんも送信前に今一度、内容のご確認を!
15 Nov. 2024 1230号
寒い季節を温かく彩る
ドイツのクリスマス飾り