長年、消防団と行政の間で時間外労働報酬をめぐる争いが続いているというデュッセルドルフ市で先頃、また争いの“火”が燻った。消防団長のP氏が個人のフェイスブックで「ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州内のほかの自治体が財政難に苦しむ一方で、デュッセルドルフはユーロビジョン・ソング・コンテストなんぞに、いとも簡単に巨額を出している」と述べ、時間外労働報酬の支給を拒む市を批判すると、行政側はP氏とそのコメントに賛同した9人の団員を「彼らは市に深刻な損害をもたらすことを望んでいる」として懲戒免職にした。これをNRW州政府が非難し、騒ぎはさらに拡大。最終的にP氏が書面で謝罪し、免職措置は撤回されたというが、結局、報酬の支払いについては未解決のまま。この問題に決着が付く日は来るのか……。
15 Nov. 2024 1230号
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