8月28日、国内で一番最初のワイン用ぶどうが、ワイン生産地域プファルツの畑「Mußbacher Kurfürst」で収穫され、2013年のぶどうの収穫シーズンが公式に幕を開けた。ここで収穫されたぶどうはまず、ワイン街道にあるノイシュタットのワイン共同組合に運ばれ、そこで「フェダーヴァイサー(Federweißer)」が造られるという。フェダーヴァイサーは、ワインになる一歩手前、発酵段階の微炭酸飲料。その繊細な口当たりと、甘みが癖になる秋限定の味だ。スーパーマーケットでは、ドイツよりも収穫時期の早いイタリア産のものがすでに店頭に並んでいる。発酵が進むとガスが発生するため、密封されていない。購入の際は、瓶を横に傾けないよう注意が必要だ。フェダーヴァイサーとツヴィーベルクーヘンで、例年よりも暑い秋に乾杯!
15 Nov. 2024 1230号
寒い季節を温かく彩る
ドイツのクリスマス飾り