ジャパンダイジェスト

オクトーバーフェストにヴィーガン料理が登場

600万人が訪れる世界最大のビールの祭典オクトーバーフェストでは例年、1000ヘクトリットルのビールと数トンの肉が消費されているが、今年はそこに新しい風が吹いている。訪問者の多様な食習慣に対応するため、ヴィーガン料理を提供するテントが2軒登場したのだ。鴨と鶏料理店「Ammer」では、鶏肉を使用していない「鶏肉風のフリカッセ(Bio-Hühner-Frikassee)」、料理店「Herzkasperlzelt」では、チーズ不使用の「チーズ風シュペッツレ(vegane Käs-Spätzle)」などのメニューが揃う。700万人以上のベジタリアンがいるドイツにおいて、菜食主義に対応するのは当然の流れ。とは言え、「特別なメニューがなくとも、ビールもブレッツェルも、ビオのものばかり。ここにはベジタリアンでも楽しめる食べ物が実はたくさんあるんだよ」と、主催者は胸を張る。

 
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