ある車掌の決断が物議を醸している。欧州を激しい嵐が襲った5日に、ブンランデンブルク州のヘニングスドルフ駅で事件は起こった。ドイチェ・バーンの車掌が、子連れの母親がベビーカーを所定の位置に置かず、出口を塞いで危険であると判断したため、鉄道警察官にも助言を求めた上で、母子をこの駅で降車させた。母子は雪が降る中、次の電車を約45分間も待つ羽目に。目撃者の証言によると、彼女は再三、ベビーカーを置く位置について車掌から注意を受けていたが、その定位置がすでに埋まっていたため、乗降口に飛び出す形で置かざるを得なかったという。この一件に関してメディアの議論では、「車掌は全乗客の安全に対して責任を負っているはず」「車掌は規則を忠実に守った」など、賛否両論だ。
15 Nov. 2024 1230号
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