1月6日の夜から7日にかけて、ブレーメン空港の航空管制レーダーが“UFO”らしき物体をキャッチ。その物体は短い時間に何度もレーダーに探知されたが、3時間後には消え去った。警察のヘリも出動して周辺空域を見回ったものの、そのUFOらしき物体は発見されなかった。この騒動で、フランクフルト発の着陸便はキャンセル、ミュンヘンからの便は到着地をハノーファーへ変更、パリからの便はしばらく着陸許可が下りず、上空旋回を余儀なくされる事態となった。「いまだに正体は不明だが、何かがいたことは確か。無人航空機か気球船の可能性もある」とブレーメン警察の警官は言う。実は5日にも、ザクセン州ツビィカオ近くの民家の裏の畑に何かが不時着したのだが、こちらは遠隔操作された正真正銘の飛行船だったそうだ。
15 Nov. 2024 1230号
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