ジャパンダイジェスト

大戦の遺品発掘で駅は一時騒然

ノルトライン=ヴェストファーレン州のオイスキルヒェン駅で、第2次世界大戦で使用された戦車の一部が発見された。建設工事中の作業員が掘り当てたという。専門家が戦車の内部を調査したところ、爆発物は見付からず、あったのはガスマスクと使用済みのたいまつのみ。本来この戦車は無人用で、大戦中に連合軍の陣地まで遠隔操作して爆発させる目的で使用されてたというが、ほとんど成功しなかったようだ。一方、今年1月には、同じくオイスキルヒェンにある、建設現場から出るごみのリサイクル処理場で、同大戦で落とされた不発弾が爆発し、パワーショベルの操縦士1人が死亡、13人が負傷するという事故があった。ライン川沿いでは、今でも時々爆発物が発見されるが、戦車というのは珍しい。

 
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