コンドームを購入する際に、恥ずかしい気持ちをポーカーフェイスの下に隠し持っているのは、どの国の人も同じようだ。そこで、ベルリンの企業家ツァイラー(32)とジーファー(32)が考案したのは、胸を張って買えるコンドームの製造販売。「コンドームの棚の前でネガティブな気分になるなんて、残念なこと」と、手に取りやすい優れたデザイン性と天然素材を使用した品質の良さにこだわり、さらに社会にも環境にも「フェア」なコンドームの商品化を目指す。このプロジェクトにはドイツ・メディアも注目。上質な天然ゴムを求めてマレーシアへ飛び、製造工程をすべてチェックする2人の熱意に各界から応援の声が上がっている。クラウドファンディング(www.startnext.com/einhorn)を通して資金を集めており、締め切りは5月6日。
15 Nov. 2024 1230号
寒い季節を温かく彩る
ドイツのクリスマス飾り