家族同然に暮らしているペットとの別れのときが訪れたら……。このほど、コブレンツ近郊のブラウバッハとエッセンの2カ所に、ドイツで初のペットと飼い主を一緒に埋葬できる墓地が誕生した(Unser Hafen)。ペットと暮らす高齢者などからの需要が高まるとみられている。花で囲まれたブラウバッハの墓地は、敷地約700㎡。1区画1300~1800ユーロで、すでに20件ほどの問い合わせが入っているという。エッセンの墓地は1区画1725ユーロで、埋葬の期間は20年。最大6口の骨壷(うち飼い主は2口まで)を納骨することができるという。埋葬するペットは、犬と猫を想定しており、ハムスターや鳥などの骨壷を安置することはできない。また、飼い主とペットの葬儀および火葬は別々に執り行わなければならないという。
15 Nov. 2024 1230号
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