休暇中は旅行に旅立つドイツ人。普段の余暇の過ごし方は? 「余暇モニター2015」と題して行われたアンケートからは、ドイツ人の素顔が垣間見える。97%のドイツ人が習慣的にテレビをつけており、余暇の過ごし方としては25年間不動の1位。それに続くのが、ラジオ(90%)、電話(89%)、インターネット(73%)。1981年に初めて「余暇モニター」を実施した際は、新聞、大工仕事などの手作業、庭仕事などがトップ3を占めていたというから、ドイツ人の暮らしもずいぶん様変わりしたといえる。また、1998年にはたったの3%だったというインターネットの躍進も顕著だ。森を散歩する、日曜日に教会に行くなどの過ごし方も、年々パーセンテージを下げているが、それでも、天気の良い日は、老若男女問わず散歩に出ているように思う。
1 Nov. 2024 1229号
ベルリンの壁崩壊35年
壁崩壊後のドイツで
見えない壁を見るために