公共放送ZDFが発表した世論調査ポリットバロメーターによると、「ドイツは大量の難民に対処しきれるか?」との質問に対して、「いいえ」が57%となり過半数を超えた。「はい」と答えたのは39%。12月の時点では、同じ質問に対する賛否が拮抗していたが、大みそかのケルン中央駅前の事件を受け、「いいえ」が大きく増えた。66%の回答者が、難民の増加が治安の悪化につながることを懸念している。しかし、「自分自身が当事者として移民や難民による犯罪に巻き込まれると思うか?」という質問に対しては、70%が「いいえ」と答える。さらに、「今現在、難民との間に問題が生じているか?」との質問に「とても大きな問題がある」「大きな問題がある」と答えた人は、合わせても16%。「問題ない」「さほど問題はない」という回答が7割を越えた。
15 Nov. 2024 1230号
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