米フェイスブック(FB)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)がスペイン経由でドイツの首都ベルリンにやって来た。訪独中は、学生向けに講演会を行ったり、雪の舞うベルリンの早朝に、いつものグレーのTシャツでランニングを行ったり、精力的に活動した様子がザッカーバーグ氏本人のFBで公開された。同氏は、メルケル首相の側近とも面会し、今後、ドイツのユーザーによる移民に対するヘイトスピーチ、反移民的思想を扇動するような書き込みについて、削除などの対応をすることを表明。そのために、200人を書き込み監視の任務につけるよう雇用したとも。ドイツでは、FBに対する風当たりは強く、FB利用者の知的財産をめぐり、ベルリンの地方裁判所が10万ユーロの罰金を課したことが2月29日に報じられている。
15 Nov. 2024 1230号
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