ジャパンダイジェスト

ESC優勝はウクライナ、ドイツは最下位

欧州放送連合(EBU)が主催するユーロヴィジョン・ソング・コンテスト(ESC)の決勝戦が14日行われ、26カ国のパフォーマンスが披露された。優勝したのは、「1944」を歌ったウクライナ代表の女性歌手ジャマラ。タイトルの1944とは、旧ソ連がクリミア半島から先住民族タタール人を追放した年を指している。クリミア出身のタタール人である曽祖母が体験した悲劇を基に歌詞をつづり、2014年のロシアによるクリミア併合を非難している歌として注目されていた。そのような経緯から、ウクライナからは称賛が、ロシアからは不満が噴出している。最後まで競り合ったロシア代表セルゲイ・ラザレフは3位。2位は歌唱力で魅了したゲスト国オーストラリアのイム・ダミ。ドイツ代表のジェイミー・リーは、26位と最下位だった。

 
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