ドイツ鉄道(DB) は、全ての長距離列車の85%を予定時刻通りに運行するという長期的な目標を立てている。今年4月中旬には、「未来の鉄道」というDBのプロジェクトの中で、長距離列車の80%を予定通りに運行すると発表。しかし、3週間前にDBの副社長に就任したばかりのフォルカー・ケーファーは10 日、「78%が時刻通り運行されていれば満足である」と発言。また、「5分以下の遅れは、遅延とは認めず、予定通りとの認識である」とも。ちなみに、1月は時刻通りの運行だった長距離電車は76.9%、4月は78.5%と80%に到達していない。遅延の理由は、工事や技術的な問題、車両の不足など。一方、日本のJR東日本の新幹線は、1列車あたりの年間平均遅延時間は平均数十秒レベルなのだとか。
15 Nov. 2024 1230号
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