公的健康保険組合のバーマーGEKによると、2014年の時点で700万人のドイツ人が太りすぎであることが明らかになった。同リポートでは、前回の2006年調査に比べ、「太りすぎ」に該当する人口が14%増加していることを報告。しかも、該当者が運動などで生活を改善するよりも、胃を小さくする手術などで人工的に痩せようとする傾向が増えていることを問題視している。これらの手術件数は、すべての健康保険の加入者で9225件に上っており、前回と比べ6倍に増えている計算になる。ちなみに、人口比に占める太りすぎの割合が最も多かったのが、メクレンブルク=フォアポンメルン州で20.6%、これにザクセン=アンハルト州、テューリンゲン州が続いており、逆に太りすぎが最も少ない州はハンブルク、ベルリンだった。
20 Dez. 2024 1232号
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