ジャパンダイジェスト

ドイツ人の環境保護、意識と実践にギャップ

環境保護の意識が高いとされているドイツ人が、実際どれだけそれを実生活の中で実践しているのか? フォルザ研究所が実施したアンケート調査の結果を9日付のヴェルト紙が報じた。ドイツ人の94%は、「環境保護が生活の質の向上を決定する」と納得しており、79%は「一人一人が生活の中で環境保護の意識を持って暮らすことができる」と回答している。しかしこれが実生活でどうかというと、「環境に優しい洗剤を買うようにしている」と答えた人の割合はわずか12%。30%が「洗剤を買う際に、環境への負荷を考えたことがない」、38%は「環境への負荷を考えて洗剤を購入することは、コスト負担が重い」と答えている。また、3人に1人が家庭ごみと生ごみを分別して捨てていないことも明らかになっている。

 
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