健康な食品として、世界的に魚や貝類の消費量が増加している一方、乱獲が原因で地球の水産資源が減っていることが問題となっている。環境保護のため、消費者は魚を買う際にどのような点を意識すれば良いのだろうか? 判断基準の一つは、MSC(海洋管理協議会)やASC(水産養殖管理協議会)などのマーク。MSCは「持続可能な漁業を推進すること」を使命とし、海の生態系が崩壊しないように、漁獲量や、ターゲット以外の生物が掛からないような仕組みを漁に取り入れるなど、海洋環境を守っていることを証明している。また、オーガニック食品に力を入れているBiolandの商品はもちろん、環境保護を明確に掲げて漁業、養殖漁業にも力を入れているNaturlandは信頼性が高いという。また世界自然保護基金や国際環境保護団体グリーンピースでは魚別に情報を発信しているので、購入前にチェックしよう。
15 Nov. 2024 1230号
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