ニュルンベルクのおもちゃ博物館は、バービー人形の“皮膚”を黄ばませず、張りのある肌を保つための研究プロジェクトの開始を発表した。このプロジェクトは、1800体のバービー人形の美しさを保つためにスタート。同博物館には、価値ある人形を出来るだけ長く後世に残す使命があり、ニュルンベルク工科高等学校と協力して研究する。バービー人形は様々な合成物質で作られており、物質によって傷む速度が違い、一度傷み始めると止まらなくなってしまう。保存方法については、専門文献にも掲載がなく、メーカー側も詳しい情報を出したがらないそう。プラスチックの人形は基本的に酸化させないように紫外線を避け、低い温度で保管するべきという。特に古いモデルの場合は通気性がよく、乾燥した場所を選ぶことがポイントだ。
15 Nov. 2024 1230号
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