自転車の礎といわれているドライジーネは、1817年のドイツ人のカール・フォン・ドライス男爵によって発明された。今年は自転車の生誕200周年。ドライス男爵の生まれ故郷であるカールスルーエでは5月24日~28日の5日間自転車祭りが開かれ、5万6000人の訪問者を記録した。この祭りではカールスルーエ宮殿の前に自転車の車輪をイメージした二つの観覧車が設置されて、19世紀後半に作られたペニー・ファージングなど各時代の自転車が紹介された。カールスルーエは、ドイツ南部で自転車に優しい都市として知られている。ドイツ自転車連盟(ADFC)では200年を記念してカールスルーエがあるバーデン=ヴュルテンベルク州で自転車を楽しむことができるようにと「夢のサイクリングの道」と名付けたルートを用意している。これはADFCのホームページよりダウンロードが可能。
15 Nov. 2024 1230号
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