デジタル連盟のビットコムと市場調査研究所フォルザの共同調査で、青少年のネット使用が早期化かつ長時間化していることが明らかになった。67%の10歳以上の子供がスマートフォンを所有し、10代が最も好んで使用するSNSはWhatsAppだという。10、11歳の約70%がこのアプリを使用し、16〜18歳では96%の使用率に及ぶ。高校生は毎日平均2時間インターネットをしており、学校ではWhatsApp上でグループを作り、宿題や課題を皆で勉強することもあるという。また6〜7歳でも両親のスマートフォンを使っている率が増加し、ダブレットの利用は3年前の倍以上に増加。インターネットに費やす時間も11分から40分と大幅に増えた。約30%の子供達がネット上でいじめを受けたり、検索で怖い映像を見たりとインターネットが与える負の要素は否めず、社会的な課題になりそうだ。
20 Dez. 2024 1232号
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