米国発の玩具「ハンドスピナー」が、ドイツでも一大ブームを起こしている。遊び方は、指で中心を抑え、回転させるだけという単純なもの。メーカーにより形や回転力が異なるが、中心部にボールベアリングが入っており、20秒以上もバランスを保ちながら回転させることができる。アイデア次第で無数の遊び方があり、子供達の中には「ポケモンGoは過去の遊び」と、ハンドスピナーに夢中になる子もいるほど。米国では治療目的のために使用されており、注意欠陥・多動性障害や自閉症児に心を落ち着かせる効果があるといわれている。ハンドスピナーは、キャサリン・ヘッティンガーさんが幼い子供を安心させるためのおもちゃとして開発し、1997年に米国で特許を申請。その期限は既に切れている。
15 Nov. 2024 1230号
寒い季節を温かく彩る
ドイツのクリスマス飾り