バイエルン放送と週刊誌「デア・シュピーゲル」の調査によると、ドイツでアパートの賃貸契約時に、外国人の名前で応募すると入居審査が厳しくなるケースがあることが分かった。特にトルコ系やアラブ系の名前を持つと深刻な差別を受けるという。この実験では架空の人物を想定し、同じ条件で2万件応募した。名前は、ドイツ系からポーランド、イタリア、トルコ、アラブ系までの名前を使用。その結果、外国人の名前の場合、4分の1がアパートの見学に招待されなかったという。招待されなかった割合はアラブ系の名前が最も多く27%、続いてトルコ24%、ポーランド12%、イタリア8%であった。都市別では、ミュンヘンが一番外国系の名前の人にとって困難な町で46%、フランクフルトは31%が見学に招待されなかった。
15 Nov. 2024 1230号
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