6月10日からカッセルで開催されている芸術祭「ドクメンタ14」(9月17日まで)は、訪問者の歴代記録を更新しそうな勢いだ。実行委員会によると期間の半分を過ぎた7月末で、前回(2012年)の同時期と比べて17%も増加。2012年の期間合計訪問者数は90万5000人であったが、今年は現時点で44万5000人を数えている。また、全期間入場券(100ユーロ)は現在までに1万4000枚を販売したという。テーマ別でガイドが付くコースも人気があり、現在までに5万4000人が参加している。今回の特徴はカッセルとギリシャ・アテネと二都市で開催されていることだ。アテネでは一足先に終了し、予想を上回る33万9000人の訪問客を記録した。アテネとの連携でメディアの注目を集めており、その恩恵を受けていると予想される。
15 Nov. 2024 1230号
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