ドイツ人が抱く「恐怖」についてR+V情報センターが行った調査によると、第1位はテロに対する不安(71%)、第2位は左右の過激派が増加(62%)、第3位は他の国から移り住む外国人との対立(62%)となった。テロに対する恐れはこれまで同研究で測定された中で一番高くなっている。ベルリン、ロンドン、バルセロナでテロが発生したことを受けて、予想できない危険を最も恐れていることがうかがえる。4~5位はユーロ圏加盟国の納税者にかかる負担(58%)、食品中の有害物質への不安(58%)だった。特に卵に殺虫剤が混入した事件を機に、食品に対する不安、警戒心が強まった。一方で失業率の増加や経済状況の不安は減少した。
15 Nov. 2024 1230号
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