ブラウンシュヴァイクのレーンドルフ地区市議会では「3D横断歩道」の設置が議論の対象となった。「3D横断歩道」とは、グラフィック効果により地面にいくつもの白いバーが宙に浮いているように見えるもの。道路に障害物があるように見えるので、必然的に運転手がブレーキをかける効果が見込まれる。この地区は制限速度30km/hにも関わらず、スピードを緩めない車が多く、住民からの苦情を受けて協議されたが、緑の党以外は反対を示している。既にアイスランドでは取り入れられているが、効果はあったものの運転手がすぐに新しい横断歩道に慣れてしまう問題が出てきているという。また昨年11月、オーストリアのリンツ市でも取り入れを開始したが、反対方向から見ると立体に見えず3D効果はなくなることなどが問題とされている。
20 Dez. 2024 1232号
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