WHOはこの秋にアルコール消費に関する新しいデータを発表するが、ドイツ通信社の報道によると、ドイツはほかのEU諸国とは異なり、アルコール消費量の明確な減少傾向が見られないことが分かったという。ドイツ人のアルコール消費減少率は2010年から2016年までにわずか3.4%。他国と比較するとスペイン(-17%)を筆頭にオランダ(-12%)、デンマーク(-11%)、アイルランド(-8.5%)、ロシア(-8%)、フランス(-4.1%)と、減少傾向が見られる。また純アルコール換算ベースでのアルコール消費量はドイツ人が11.4リットルであったのに対し、スペイン人は9.2リットル、オランダ人8.7リットル、デンマーク人10.1リットル、アイルランド人10.9リットルと、多くの国でドイツ人よりも少なかった。
15 Nov. 2024 1230号
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