列車の遅れは利用者にとって悩ましい問題。Stiftung Warentest発行の雑誌「test」では実際に列車がどのぐらい時間厳守をしているのか調査した。ドイツ鉄道は定時運行率の目標を82%に設定しているが、実際には3月は75.3%、4月は76.5%であったという。遅延時間が20分を超えると、顧客は代替列車を使用することが許可されるが、乗り継ぐ場合は少なくとも15分ほどの乗り換え時間を確保して購入すると、乗換予定の列車に接続できないリスクが軽減される。遅延情報を知りたい場合は、DB Navigatorアプリの利用がおすすめ。また、1時間以上の遅延はチケット価格の一部を払い戻してくれるシステムもあり、60分の遅れは運賃の25%、120分は50%となる。ただし利用者の申請が必要となる。
15 Nov. 2024 1230号
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