7月11日、特殊部隊の腕を競い合う大会「Coloniade 2018」の種目の一つとして、参加者たちがケルン大聖堂の塔に登ったという。この大会は4日間かけて開催され、一般的にはアクセスできない場所で行われる。今年はドイツ、スイス、オランダの10チームが参加し、計13種目で競い合った。当大会の目的は、テロなどの非常事態が発生した際にどのように対応できるかを問うためだという。チームは肉体・精神の限界に達するようなシチュエーションに果敢に取り組んだ。何よりチームで行動することの大切さを理解し、状況を把握すること、思慮を巡らせることが求められる。ドイツ以外の国が参加することにより、他国の特殊部隊から学ぶことがたくさんあり、国際的な協力意識も高まることが期待される。
1 Nov. 2024 1229号
ベルリンの壁崩壊35年
壁崩壊後のドイツで
見えない壁を見るために