ケルンのドイツ企業研究所(IW)の調査で、ドイツ全土の学生アパートの家賃が2010年から比べて9.8~67.3%上昇したことが分かった。急激な上昇の理由としては、大都市における住宅需要の高まりが挙げられるが、新しい建物は以前よりも設備が改善されているため、結果的に家賃も上昇しているという。家賃が最も高い都市は月平均600ユーロのミュンヘン、次いで488ユーロのフランクフルト・アム・マイン。最も低い都市が200ユーロのザクセン=アンハルト州のマクデブルクとなっている。
1 Nov. 2024 1229号
ベルリンの壁崩壊35年
壁崩壊後のドイツで
見えない壁を見るために