復活祭の子羊料理 Osterlamm
春の訪れを告げる復活祭。豊穣のシンボルであるうさぎや色とりどりの卵が町を飾ると、心も足取りも浮き立つよう。ところでキリスト教では、イエス・キリストはしばしば子羊に例えられます。「Siegesfahne(勝利の旗)」と呼ばれる白地に赤い十字の旗を掲げた子羊は、キリストの復活のシンボルで、子羊をかたどったケーキやパンもこの時期ならでは。もちろん子羊の肉も出回ります。
来客の多いお祭りだから、簡単で見映えする骨付きモモ肉(Lammkeule)がいいでしょう。スーパーではニュージーランド産のものが多いですが、トルコのお店で買うのもおススメです。アジアの同胞とばかり、ニコニコしたおじさんが、大きな包丁で好みの大きさにトトンと切り分けてくれますよ。
材料(5〜6人分) | |
骨付き子羊もも肉(塊) |
1.5〜2kg
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にんにく(大) |
1個
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オリーブオイル |
適宜
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塩・コショウ |
適宜
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ハーブ・ド・プロヴァンス (ローズマリー、タイム、エストラゴンなどの香草を混ぜ合わせたもの) |
大さじ山盛り3
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いんげん |
500g
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にんじん |
中2本
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ベーコン |
10枚
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レモンスライス(Bioのものがおススメ) |
人数分
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作り方 | |
1. | にんにく3片を細長く切り、肉に小型ナイフで穴を開けて、そこへ刺し込んでいく。 |
2. | 肉全体にオリーブオイルを塗り、塩・コショ ウをしっかりしてハーブ・ド・プロヴァンスをまんべんなく付け、冷蔵庫で2~3時間寝かせておく。 |
3. | 皮ごとアルミホイルで包んだ残りのにんにく片とともに、肉を220度のオーブンに入れて約1時間焼く(*ミディアムの場合。よく火を通したい人は約1時間半焼く)。 |
4. | その間、付け合わせ作り。にんじんの皮をむき、いんげんに合わせて細長く切る。 |
5. | にんじんは8分、いんげんは5分を目安に、たっぷりのお湯で塩ゆでする。 |
6. | ゆで上がったら、さっと水をかけ、荒熱を取っておく。ベーコンで巻き、色が付くまでフライパンで炒める。 |
7. | 焼き上がった肉は、全体をアルミホイルで包んでおく。 |
8. | ソース作り。焼けたにんにくをつぶし、天板に水200mlを入れ、木べらで天板にこびりついた旨味とにんにくをよく混ぜ合わせる。こして火にかけ、塩・コショウで味を調え、スターチでとろみを付ける(*水の代わりに、赤ワインやポート、はちみつや砂糖などの甘味を加える などでもよい)。 |
9. | 肉と付け合わせをレモンスライスとともに盛り付け、ソースを添えてできあがり。 |