胡麻ペースト・ Gemahlener Sesam
人にベタベタすることを「胡麻をする」と言うけれど、すってもすってもサラサラで、ねっとりしてこないのがドイツの胡麻。それではちょっと物足りないと感じるときに重宝するのがこれ、瓶詰めの胡麻ペーストです。Gemahlener SesamやTAHIN(アラビア語源)と表示され、アジアショップやトルコのお店で買えば1瓶、2~3ユーロと格安です。粒と違い、こちらは一舐めで体がボッと熱くなるようなこってり加減。そのままだと鼻血が出そうだけれど、料理では頼もしさを発揮します。胡麻和えに加えれば、味と香りがしっかりするし、酒かだし汁で伸ばし、醤油か味噌、酢、砂糖と好みの薬味を混ぜれば、万能な胡麻だれの完成。
今回は、この胡麻ペースト使って、夏から秋への移ろいを楽しんでみました。
胡麻豆腐のアンズダケ添え
とっても簡単にできる胡麻豆腐。アンズダケ(Pfifferlinge)を添えて晩夏らしく。
分量は多めですが、冷蔵庫で数日保存できます。わさび醤油で食べるのもおすすめです。
6〜8人分 | |
● 胡麻豆腐 | |
胡麻ペースト |
100g
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だし汁 (湯に粉末小さじ2を溶かしたものでOK) |
700g
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片栗粉(Speisestärke) |
40g
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小麦粉 |
45g
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砂糖 |
大さじ1
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酒 |
大さじ2
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醤油 |
小さじ1
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● アンズダケのかけ汁 | |
アンズダケ |
100g
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水 |
150ml
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しょうが |
4〜5片
|
醤油 |
大さじ2
|
1. | 鍋に胡麻ペースト、片栗粉、小麦粉、だし汁半量を加え、泡だて器でよく混ぜる。 |
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2. | 残りのだし汁と調味料を加え、弱火にかけ、20分ほどよく練る。 |
3. | 型に流し入れ、冷蔵庫で半日以上冷やし固める。 |
4. | アンズダケは、ごみを取り、洗って泥を落とす。(洗いすぎると風味がなくなるので注意) |
5. | しょうがと水を火にかけ、煮立ったらアンズダケを入れる。 |
6. | 火が通ったら醤油を加え、再度煮立ったら火を止め、冷ます。 |
7. | 胡麻豆腐を切り分け、⑥をかける。 |
*番外編* アプリコットケーキ セサミ風味
ぽこぽこっと顔を出した アプリコットはお日様のよう。 夏の余韻に浸りながら。
25×40cm型 | |
アプリコット |
500g
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小麦粉 |
200g
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胡麻ペースト |
100g
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バター |
200g
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卵 |
L4個
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砂糖 |
160g
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塩 |
少々
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バニラエッセンス |
2~3滴
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1. | バターと卵は室温に戻しておく。 |
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2. | アプリコットは筋に沿ってナイフを入れ半分にし、種を外す。 |
3. | オーブンを180度に温める。 |
4. | ボールにバターを入れ、泡立て器でクリームのようにする。 |
5. | 砂糖を加え、さらによく泡立てる。 |
6. | 卵を1個ずつ割り入れ、泡だて器でよく混ぜる。 |
7. | バニラエッセンスと胡麻ペーストを加え、さらによく混ぜる。 |
8. | ふるった粉を加え、へらで粉が見えなくなるまで混ぜる。 |
9. | 型に入れ、表面をならす。 |
10. | アプリコットを並べ、オーブンに入れて30分ほど焼く。 |
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