七面鳥の挽肉 Puten-Hackfleisch
鶏挽肉の販売が禁止されているドイツで、その代打になるのが七面鳥の挽肉です。鶏肉と比べて肉質は若干粗めですが、コクがあるのが特徴。胸肉を使っているので、脂肪分が少なく、ミートソースやロールキャベツなど、挽肉の定番料理もさっぱりヘルシーに仕上がります。スーパーで簡単に手に入りますが、ドイツ人にとっても馴染みの薄い食材のようで、「なぜこの挽肉は白いの?」と驚かれることもしばしばです。
つくね串
時々無性に食べたくなるつくね。甘辛いたれに絡めました。
(5人分) | |
七面鳥挽肉 |
300g
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ねぎ | 30g |
しょうが | 親指先大 |
塩 | 小さじ1/2 |
パン粉 | 大さじ3 |
酒 | 大さじ2 |
水 | 大さじ2 |
<たれの材料> |
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しょうゆ | 大さじ3 |
みりん | 大さじ3 |
酒 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ2 |
1. | ねぎは細かく刻み、しょうがはすり下ろす。 つくねの材料をすべてボールに入れ、よく揉み ながら混ぜ合わせる。 |
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2. | 1個20gのつくねのボールを20個作る。 |
3. | 鍋に湯を沸かし、②を入れて1~2分茹でる。 つくねが浮かんできたら取り出し、水気を切る。 |
4. | 粗熱が取れたら、串1本につくねを4個ずつ刺す。 |
5. | たれの材料をすべて小さな鍋に入れ、とろみが出るまで火にかける。 |
6. | ④の串をグリル、もしくは少々の油(分量外)を引いたフライパンで、時々串を回転させながら焼き目が付くまで焼く。 |
7. | ⑤のたれの半量をかけ、絡ませながらさらに焼く。 |
8. | 皿に盛り、残りのたれを好みの量だけかけ回す。 あれば、大根おろしに七味唐辛子をかけたものを添える。 |
七面鳥挽肉のあんかけ
芋類や温野菜、豆腐にかけてどうぞ。
写真は春野菜のかぶと幅広いんげん豆(Stangenbohnen)を蒸したものです。
(30個分) | |
七面鳥挽肉 |
100g
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干ししいたけ |
3枚
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だし汁 + しいたけの戻し汁 |
200ml
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砂糖 |
大さじ2
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しょうゆ |
大さじ1
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植物油 |
大さじ1
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片栗粉+水 |
各大さじ1
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あさつき |
適量
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1. | 干ししいたけを水から戻しておく。 |
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2. | 深鍋に植物油を引いて七面鳥の挽肉を炒め、 細かく切ったしいたけを加えてさらに炒める。 |
3. | だし汁としいたけの戻し汁を合わせて200mlの量にし、②に加えたら、 砂糖としょうゆを加えて3~5分程煮る。 |
4. | 水で溶いた片栗粉を加えてとろみを付ける。 |
5. | 器に好みの具材を盛り、④のあんかけをかけて刻んだあさつきを飾る。 |
お弁当の定番 3色鳥そぼろ丼
1. | 七面鳥の挽肉200g、しょうゆ大さじ2、 砂糖大さじ2をぽろぽろになるまで炒め、そぼろを作る。 |
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2. | 卵2個に砂糖大さじ1強、酒大さじ1、塩少々を加えていり卵にする。 |
3. | 絹さや6枚を塩茹でし、食べやすい大きさに切る。 |
4. | 器に炊き立てのご飯をよそい、そぼろといり卵、絹さやを盛り付けて出来上がり。 |
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