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ドイツの逸品 Made in Germany

職人の国、ドイツにはクオリティーが高い メーカーが数多く存在している。
長い歴史に裏打ちされた確かな技術と品質、優れたデザイン性を併せ持つドイツの良品を紹介。
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#23 特別な友人の結婚祝いにロッターグラスの切子カップ

ロッターグラスの切子カップ

Rotter Kollektion
106.00 €〜

ロッターグラスの伝統技術でつくられた切子カップのコレクションシリーズは、さまざまな模様、色(10色)、サイズ(S/M/X/L)の組み合わせから選ぶことができる。国内外で取り扱いがあり、メール注文によるオンライン販売も。

ロッターグラスの歴史は、当時ドイツ帝国だったシュレジエン(現在のポーランドからチェコにかけての地域)で始まる。1870年にフランツ・ロッターはガラス研磨工場を設立し、40人の職人が働いていた。息子のカールも職業訓練を受け、ガラスの表面をいかに深く丸形に削れるか、熱心に取り組んだという。そして1929年、カールが生み出した丸形のカットガラス技法は特許を取得した。

第二次世界大戦後は北ドイツのリューベックに移り、再スタートを切った。やがて息子ヴォルフガングへと経営が引き継がれ、2013年からはカールの孫であるビルギットが会社を率いている。伝統的な技法は今日まで受け継がれ、その習得には7年という長い月日と高い芸術性を要する。同時にさまざまな新しい技術を生み出し、現在では幾何学的な模様のほかに、26種のハーブやおとぎ話のシリーズなどもある。

一つひとつ丁寧に研磨されたロッターの切子カップは、ガラスの厚みや気泡、凹凸など、それぞれ個性があり、まさに一点もの。手の中で宝石のように輝き、普段使いからおもてなしまで生活に花を添えてくれるので、結婚の贈り物にもおすすめだ。コレクションシリーズは、数ある色と模様の組み合わせから選べるのが魅力。写真のように丸形を教会の窓に、縦しまをパイプオルガンに見立てて、結婚式を演出しても。親しい友人なら好みに合わせて、特別な贈り物を用意しよう。

BRAND INFO

Rotter Glas
創業年:1870年
創業場所:シュレジエン
創業者:フランツ・ロッター
www.rotter-glas.de

 
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