20 Januar 2017 Nr.1042
今年は「ドイツを味わい尽くそう!」と、意気込むニュースダイジェスト編集部。今回から「事典シリーズ」と銘打って、ドイツの食材事情が一目で分かる特集を組んでいます。その初回が、「鮮魚事典」。右を見ても左を見ても、肉ばかりだったドイツのスーパーマーケットの売り場も、ここ数年、如実に様変わりしてきました。海の幸に囲まれて育ってきた日本人としては嬉しいことに、鮮魚を購入できる場所が増えてきていますよね! でも、なんだか日本の魚とは顔つきが違う! こんな色だったかな!? と、ドイツでもお魚を食べたいけど、二の足を踏んでいる読者の皆様。一緒に挑戦してみましょう! 欧州で出会える海の幸で、食卓をもっと豊かに!!(羊)
ドイツには同性愛のカップルも多く、私の友人の兄も彼氏と一緒に住んでいます。その友人と最近会って話していると、5月に兄のもとに子どもが生まれ、父親になると言います。「養子を迎えるのね」と聞くと、5分ほどの距離に友人の女性カップルが住んでいて、そのうちの一人が、兄の提供した精子で妊娠したそう。子どもにとっては男女4人が親となり、将来は二つの家を行き来するとのこと。同姓の両親で構成される家庭は「レーゲンボーゲン(虹)家族(Regenbogenfamilien)」と呼ばれるそうで、聞きながら表情に多少混乱が表れた私に「これからも議論があるはず」と友人も真剣な顔。家族の幸せやその形、いろいろ考えさせられました。(香)
Gute Vorsätze gehören in Deutschland genauso zum Neujahrswechsel wie Feuerwerk und Bleigießen. Mehr Sport machen, mit dem Rauchen aufhören, und so weiter. Doch oft sind diese Vorsätze schon nach einigen Wochen wieder vergessen. "Ups, jetzt war ich schon seit zwei Wochen nicht im Sport. Dann halt ab nächsten Jahr" So oder so ähnlich hat sich sicher jeder schon gefühlt. Deshalb: Dieses Jahr lasse ich gute Vorsätze sausen und versuche, mein Leben auch unter dem Jahr gesünder, besser und positiver zu gestalten. So setze ich mich nicht unter Druck und bin langfristig (hoffentlich) erfolgreicher!
※以下和文
ドイツにおいても「今年の抱負」を掲げることは、花火や鉛占いに並ぶ新年の恒例行事。もっと運動する、禁煙する、などですね。とは言いながら、今年の抱負は数週間後には忘れ去られる運命にもあり、「おっと、もう2週間も運動してないや。また来年から頑張ろう」という感じで、うやむやになりがち。なので、今年は特別な抱負を掲げず、より健康に、よりポジティブに、より良い生活を送ることを信条としていこうと思います。それによって、目標というプレッシャーにさらされる事なく、長期間良い気分が続くことでしょう(たぶん)。(蒔)
皆さま、明けましておめでとうございます。我が家の今年の年越しは、ドイツでもなく日本でもなく、イタリアのローマでした。とはいっても、想像されるようなお洒落なものではなく、飛行機の乗り継ぎが遅れた結果、デュッセルドルフ行きの便がすでに飛び立ってしまったからなのでした。途方にくれる中、隣ではデュッセルドルフで恋人と過ごすはずだった大晦日を台無しにされたドイツ人の若者が、空港関係者に泣きながら猛クレーム。余裕を持ったスケジュールで行動することが大事ですね。幸い、その夜は航空会社からの補償として、5つ星ホテルのスイートルームを取ってもらったので、旅行気分を味わい、ちょっと得をした気持ちになりました。(馬)