ドイツを味わい尽くそう! リンゴ事典
ドイツ人が好きな果物No1に輝くリンゴは、その起源や味わい、
料理や加工品の種類も多様で個性豊か。
そんなドイツで愛されているリンゴの魅力をご堪能あれ。
(Text:編集部)
ドイツ国内だけでも2000種以上!
リンゴ図鑑
一口にリンゴと言っても、見た目も味もさまざま。ドイツでよく食べられているリンゴを中心に、その特徴とおすすめの食べ方をご紹介します。
写真&情報提供:Deutschland Mein Garten( https://deutsches-obst-und-gemuese.de )
Photos: ⓒBVEO / Deutschland(Gloster、Fuji以外全て)
ゴールデン・デリシャス
Golden Delicious
世界で最も栽培されている米国生まれの品種。甘味が強く、さっぱりとした酸味があるのが特徴。生食用にも調理用にも◎。10月~7月が旬。
ゴールデン・デリシャス交配種
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キャメオ Cameo®
米国の品種で、フルーティーで程よい甘さ。生食用に向いているが、りんごケーキにするのがおすすめ。11月~6月が旬。
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ガラ Gala
ニュージーランド生まれの小ぶりな品種。甘味が強く、堅めで程よくジューシー。生食が好まれるが、調理にも◎。9月~3月が旬。
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ドイツで人気No.2
ジョナゴールド Jonagold
米国生まれの大きめの品種。柔らかくみずみずしい果肉が特徴。香りと甘さが強い。生食も調理にも合うマルチなリンゴ。
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ドイツ生まれ
ピノヴァ Pinova
貯蔵期間が長くなるほど、甘味が増す。基本は生食だが、煮りんごにも焼きりんごにしても美味。10月~3月が旬。
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ルビネッテ Rubinette®
スイス生まれの小さめの品種。堅めでシャキシャキした果肉は、ジューシーで香り高い。生食用におすすめ。9月~2月が旬。
エルスター
Elstar
ドイツで人気No.1
オランダ生まれの丸いフォルムがかわいいリンゴ。堅めでジューシー。生食はもちろん、レモンのような酸味があり、りんごケーキやサラダの主役にも◎。9月~5月が旬。
エルスター交配種
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アンタレー Antares®
フランスのリンゴと交配した品種。果肉は柔らかく、甘みと酸味があり、芳香がある。生食向きでサラダなどに合う。
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ジュナミ Junami®
スイス生まれの品種。魅力的な赤色が特徴で、ジューシーでシャキシャキしたリンゴ。生食用におすすめ。12月~6月が旬。
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ルーベンス Rubens®
イタリアで生まれたエルスターとガラの交配種。エルスターよりもシャキッとし、ガラよりも香りがある。生食が◎。9月~3月が旬。
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サンタナ Santana
エルスターと同じくオランダ生まれの甘酸っぱいリンゴ。生食のほかに、ミューズりーやサラダにするのがおすすめ。9月~3月が旬。
そのほかの品種
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ボスコップ Boskoop
アシンメトリーで大きいオランダ生まれの品種。酸味が強い。りんごムース、りんごケーキ、焼きりんごなど、調理向き。10月~4月が旬。
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ドイツで人気No.3
ブレーバーン Braeburn
果肉は堅めで甘酸っぱいニュージーランド生まれのリンゴ。生食にも調理にも合い、特にコンポート、サラダ、ジュースがおすすめ。11月~5月が旬。
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ドイツ生まれ
エヴェリーナ Evelina®
ピノヴァから派生した品種。甘酸っぱく香りが良い。果実は堅めでジューシー。生食向け。10月~7月が旬。
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ふじ Fuji
日本でもお馴染みのふじは、ドイツでも人気の品種。非常に香り高く甘味が強い。食べるなら生で、歯ごたえもいいのでサラダにも。11月~6月が旬。
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ドイツ生まれ
グロスター Gloster
ほんの少しフルーティーで酸っぱめのリンゴ。黄緑色の果肉は、柔らかく汁気が多い。生食向き。11月~5月が旬。
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グリーンスター Greenstar®
ベルギー生まれの品種。時間が経っても歯ごたえがよく、ジューシーなまま。生食向けで、サラダに入れるとさっぱりした味に。10月~6月が旬。
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ドイツ生まれ
ホルシュタイナー・コックス Holsteiner Cox
大きな品種で、荒い果肉が特徴。香りが強く、少しだけ酸味がある。焼きりんごにして食べるのがおすすめ。10月~3月が旬。
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ドイツ生まれ
ジャンバ Jamba
果肉は白っぽく、さわやかな香りが特徴。甘党には、フルーツケーキやりんごムースにするのがおすすめ。8月~10月が旬。
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カンジ Kanzi®
ベルギーで生まれたガラとブレーバーンの交配種。しっかりと歯ごたえがあり、ガラのように甘い。食べるなら生食で。10月~7月が旬。
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ドイツ生まれ
キク Kiku®
日本のリンゴをルーツに持つ品種。果肉は堅めで、さっぱりと程よい甘さ。少し冷やすとさらに香りが立つ。11月~6月が旬。
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レッド・プリンス Red Prince®
比較的大き目のリンゴで、シャキッとした歯ごたえで甘い。生食向き。長期保存に優れ、1年中出回っている。
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トパーズ Topaz
チェコ生まれの品種。みずみずしい果肉で、酸味と香りがある。生食用でも調理用でも◎。11月~3月が旬。