フェイスブック(FB)などのSNS上での憎悪表現に対して罰則を設けるとするネット取締法、いわゆるFB取締法の施行実現に暗雲が立ち込めているという。
これは、FB、Twitter、YouTubeなどのSNSで、極右思想などが感じられる憎悪表現や、テロの危険が見られる扇動的発言などに対して、通報を受けてから24時間以内に運営側がこれを削除しなかった場合、罰則を適用するというもの。これに対し、各州政府から挙がっている反対意見は、削除判断がSNSの運営側に委ねられているという点、さらに憎悪表現の犠牲者が裁判官の決定なしに、加害者のデータ入手を要求できるという点も問題視されている。
21 März 1238号
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