ドイツの大手旅行代理店Tui社は、5月中旬以降、旅行のアドバイスをはじめとする拡張サービスを有料とすることを発表した。サービス料は、顧客からサービスの比較、旅行先や入国規制に関するより詳細な情報をまとめて提供することを求められた場合に課される予定だ。
観光業界では、このような形でのサービス料徴収はこれまで導入されていなかった。しかし同社関係者によると、的確なアドバイスを得るためには対価を支払うべきで、他のサービス業ではすでに定着していものだという。
Tuiは今後、個人的な旅行の手配や旅の安全を重要視する顧客にもこのコンセプトをアピールしていきたいと考えている。同社によれば、費用は予約が完了した後にのみ発生するという。
15 Nov. 2024 1230号
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