今年、ライプツィヒでは9月初旬になっても暑い日が続きました。わが家は建物の最上階にあり、エアコンはもちろん大きな扇風機もありません。古き良きドイツ方式で、朝晩に窓を全開にして風を通し、日中はカーテンを閉め切って暑さをしのいでいました。
ライプツィヒ市内にはいくつか川が流れているので、そんな日はボートやカヌーで涼を取るのもおすすめです。私も先日、ボートに乗りに行ってきました。ボート乗り場はライプツィヒ市内にいくつかあるのですが、今回はこれまで行ったことのなかったWassersport Freizeit Heroldでボートを借りることに。Schleußigエリアにあるボート乗り場兼ボートショップで、市内中心部からはトラムで一本、20分もあればたどり着けます。
ボート乗り場 Wassersport Freizeit Herold
ボートに乗るに当たって、これといった持ち物はなく、服装もアウトドアに適した普段着であれば大丈夫です。小さい子どももライフジャケットを着てボートに乗っています。うちの子は3歳でボートデビューしました。スマートフォンや携帯電話が水に濡れたら心配という人は、防水バッグに入れておくと安心かもしれません。
緑に囲まれた川沿い
パートナーは元プロアスリートなのですが、まだ小さい子どもと運動音痴の私はボートを漕ぐ戦力にはならず、ボート乗り場の近辺を1~2時間ボートで散策するのが恒例です。川沿いには緑がいっぱいで、住宅街に近いエリアでは川沿いのユニークな建物の眺めも楽しめます。ボートのコースを見てみると、市内中心部から湖まで10キロ以上も漕ぐチャレンジングなコースも。いつか挑戦してみたいです。
ユニークな建物の眺めを楽しめる住宅街
私たちが借りたボートは最大4人まで乗れるもの。1時間当たり12ユーロで借りられました。人数によって費用は異なりますが、ボートのほかにも、カヌーやカヤックも、手ごろな価格で借りられます。自分で漕ぐ自信はないけれどボートに乗ってみたいという人は、モーターボートのツアーを検討してみてもいいかもしれません。
手ぶらでボートに乗れるので、ライプツィヒに住んでいる方はもちろん、観光でライプツィヒに来る方にもボートでの川遊びはおすすめです。人気のアクティビティなので、予約をお忘れなく!
IT系の翻訳者・プログラマー。オーストリア、インドを経てドイツへ。ライプツィヒには2016年より在住。三度の食事と、手に入らない食材を自分で育てるのが何よりの楽しみ。古巣のアート分野に戻りつつある。