クレーフェルトで過ごした「世界こどもの日」
4 Oktober 2024 Nr.1227 文・写真 石井めぐみ
【デュッセルドルフ発】毎年9月20日は「Weltkindertag」(世界こどもの日)。この日、ドイツ各地で子どもたちや家族向けのフェスティバルやキャンペーンが開催され、祝日にしている州もあります。これは1954年に国連の提案で「世界こどもの日」が設定され、子どもたちの権利や人権について考える日となったことに由来します。
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ヴィースバーデンの新ランドマーク ラインハルト・エルンスト美術館
4 Oktober 2024 Nr.1227 文・写真 S. ヨーコ
【フランクフルト発】ドイツも秋になり、気候的にも過ごしやすくなりました。食欲の秋、読書の秋、実りの秋、芸術の秋、スポーツの秋など、さまざまなことに打ち込める絶好の季節ですね。今回はそのなかでも「芸術の秋」にかけて、約8年もの長い年月をかけて建設され、今年6月下旬に開館したヴィースバーデンのラインハルト・エルンスト美術館(Museum Reinhard Ernst)をご紹介します。
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「音楽で世界を結ぶ」ヴェルニゲローデ放送青年合唱団
20 September 2024 Nr.1226 文・写真 中村真人
【ベルリン発】美しい木組の家並みで知られるザクセン=アンハルト州のハルツ山麓の街、ヴェルニゲローデ。東ドイツ時代の1951年に設立されたヴェルニゲローデ放送青年合唱団は、地元の音楽高校の11年生と12年生(16~18歳)で構成された、ドイツでも著名な混声青年合唱団です。8月27日、この合唱団がベルリン日独センターに登場し、昨年11月に実施した日本ツアーの報告を兼ねた記念公演を行いました。
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外務大臣賞も受賞したジャパンフェス「マイン祭」
20 September 2024 Nr.1226 文・写真 佐藤祝
【フランクフルト発】毎年夏恒例のジャパンフェス「マイン祭り」。2018年に始まり、今年で第6回目となります。昨年は訪れることができなかったので、今年こそはと楽しみにしていました。
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川辺で流れるアコーディオンと被爆者から受け継がれる語り
20 September 2024 Nr.1226 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】日の長いドイツの夏の19時、ブラウンシュヴァイク市のオカー河畔でアコーディオンの演奏が始まりました。重々しい音色の背後で、たくさんの赤いろうそくが水面を静かに流れていきます。灯りを乗せた木製の構造物を、緩やかな川の流れに逆らうように引くのはヘルムートさんのカヤック。長崎に原爆が落とされた8月9日から79年が経った日、「ノーモア!ヒロシマ ナガサキ フクシマ」というイベントがブラウンシュバイク市の平和団体によって開催されました。
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ボートで涼を取るライプツィヒの夏の終わり
20 September 2024 Nr.1226 文・写真 髙橋 亜希子
【ライプツィヒ発】今年、ライプツィヒでは9月初旬になっても暑い日が続きました。わが家は建物の最上階にあり、エアコンはもちろん大きな扇風機もありません。古き良きドイツ方式で、朝晩に窓を全開にして風を通し、日中はカーテンを閉め切って暑さをしのいでいました。
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ドイツが誇る初代世界遺産 アーヘン大聖堂へ
6 September 2024 Nr.1225 文・写真 石井めぐみ
【デュッセルドルフ発】先日、ユネスコ世界遺産にドイツのシュヴェーリン城が認定されたことがニュースになっていましたね。では、ドイツで最初に世界遺産に登録されたのはどこか知っていますか?それはノルトライン=ヴェストファーレン州アーヘンにある「アーヘン大聖堂」です。
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