ガチョウ Gans
今年も聖マルティン祭(11月11日)が近付いて来ました。食欲旺盛な我が家の子どもたちは、「この日はやっぱりガチョウよね」とアピールしてきます。冷凍であればポーランド産のものが1年中手に入りますが、新鮮なガチョウは聖マルティン祭を皮切りに、クリスマス、新年、せいぜいカーニバルまでの限定品。朝市や農家直営店などで売られています。1羽で5kg前後。家族用なら胸肉か、1人1/2~1本見当で、骨付きのもも肉を買うと良いでしょう。
ガチョウのもも肉のロースト きのこソース
ガチョウときのこ、ドイツの秋の味覚を組み合わせました。
(2~4人分) | |
ロースト | |
ガチョウのもも肉 (1本約400g) |
2本
|
タイム | 好みの量 |
塩・こしょう | 適量 |
ソース | |
きのこ(マッシュルームなど) | 250g |
バター | 30g |
白ワイン | 75ml |
パプリカパウダー(甘) | 大さじ1 |
塩・こしょう | 適量 |
スターチ | 大さじ1 |
1. | ガチョウのもも肉に塩・こしょうをし、タイムをまぶして30分程寝かせておく。 |
---|---|
2. | オーブンを200℃に温める。耐熱皿に網(余計な油を下に落とすため)を置き、その上に①を、皮を上にして並べ、30分焼く。 |
3. | ②をひっくり返してさらに30分焼いたら、再び皮を上にして温度を230℃に上げ、約15分、皮がパリッとなるまで焼く。 |
4. | ソース作り。バターを溶かしたフライパンにスライスしたきのこを入れて、汁気が出るまで中火でじっくり炒める。 |
5. | ④に白ワインを入れ、アルコール分を飛ばしたら塩・こしょう、パプリカパウダーを加える。 |
6. | ⑤に水で溶いたスターチを加え、とろみをつける。 |
付け合わせ
茹でた後に、耐熱皿に残ったガチョウの油で炒めたじゃがいもと、赤かぶ(真空パックを温めたもの)にしてみました。レストランでは、りんご入り赤キャベツ(冷凍や瓶詰で売られています)とクネーデル(ジャガイモ団子)を添えるのがポピュラーなようです。
茹でた後に、耐熱皿に残ったガチョウの油で炒めたじゃがいもと、赤かぶ(真空パックを温めたもの)にしてみました。レストランでは、りんご入り赤キャベツ(冷凍や瓶詰で売られています)とクネーデル(ジャガイモ団子)を添えるのがポピュラーなようです。
ガチョウの胸肉の燻製和風カルパッチョ
ガチョウの胸肉も11月から1月の限定品。薄くスライスしていただきます。
(2人分) | |
ガチョウの胸肉の燻製 |
100g
|
マッシュルーム |
大2個
|
トマト |
1/2個
|
パプリカ(黄) | 1/8個 |
ハーブ (しそ・バジル等) |
少量 |
バルサミコ | 大さじ1.5 |
醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
こしょう | 適量 |
1. | マッシュルームをみじん切りにし、バルサミコ、醤油、砂糖に1時間漬けておく。 |
---|---|
2. | トマトは湯剥きし、種を取って賽の目切り、パプリカはみじん切りして①と混ぜ合わせる。 |
3. | 薄切りにしたガチョウの胸肉の燻製を皿に並べ、こしょうを振りかけて、その上に②とハーブを飾る。お好みで、バルサミコクリームをかけてどうぞ。 |
< 前 | 次 > |
---|