バターミルク Buttermilch
日本人には馴染みの薄い食品ですが、ヨーグルトドリンクのようなものと言えば、イメージしていただけるでしょうか。本来はバターの生成過程でできる液体で、「ReineButtermilch」として売られています。Buttermilchとのみ表示されているものは脱脂乳に乳酸菌を加えた発酵乳で、バターの小片が入っていることもあります。ともに脂肪分は1%以下。低脂肪、高たんぱく質で消化が良く、ダイエットにも適しています。
バターミルクのレモン風味ムース
(プリン型小8個分) | |
バターミルク |
200ml
|
生クリーム | 200ml |
粉ゼラチン | 6g |
水 | 大さじ3 |
砂糖 | 60g |
すりおろしたレモンの皮 | 小さじ1 |
レモン汁 | 大さじ2 |
季節のフルーツ | 適量 |
ミント | 適量 |
1. | 粉ゼラチンを水でふやかしておく。 |
---|---|
2. | バターミルクを小鍋に入れて火にかけ、①のゼラチンと砂糖を加えて完全に溶かす。 |
3. | ②にすりおろしたレモンの皮とレモン汁、生クリームを加える。 |
4. | 粗熱が取れたらプリン型に流し入れ、冷蔵庫に2時間以上入れて冷やし固める。 |
5. | 季節のフルーツと一緒に盛り、ミントの葉を飾る。 |
※ | フルーツの酸味が強かったり、甘味が薄かったりする場合は、砂糖をまぶして30分程置きます。 リキュールを加えれば大人の味に。 |
ルバーブのチーズケーキ
どんな果物でも良いのですが、この時期ならルバーブ(Rhabarber)がお勧め。ルバーブの酸味を、クリームチーズとバターミルクが絶妙な具合に柔らかく包み込んでくれます。
タルト生地(Mürbeteig)
・ロール状になったものが市販されています。
・ご家庭で作る場合は小麦粉150g、バター60g、砂糖50g、卵1個をよくこねてからまとめ、1時間以上冷蔵庫で寝かした後、めん棒で伸ばして使います。
(直径24cm型程度) | |
ルバーブ | 300g |
クリームチーズ | 400g |
バターミルク | 200g |
砂糖 | 120g |
バニラ砂 | 1袋 |
小麦粉 | 60g |
卵 | 大2個 |
砂糖 | 大さじ2 |
すりおろしたレモンの皮 | 小さじ2 |
1. | ルバーブは、適当な大きさに切って水にさらしておく(水に浸けることでシュウ酸が溶け出し、酸味が和らぎます)。 |
---|---|
2. | 型の内側にバター(分量外)を塗り、タルト生地を伸ばす。180度に温めたオーブンで10分程、表面が乾いて火が通るまで焼いて取り出す。※焼き色が付いている必要はありません。 |
3. | ルバーブ以外のすべての材料をボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。 |
4. | ルバーブの水気をしっかり切る。 |
5. | ②のタルトの上にルバーブをのせ、③のフィリングを流し入れたら、170度のオーブンで30~35分焼く。 |
※ | 作りやすい分量にしています。フィリングが余ったらココット型に入れて一緒に焼き、温かいうちにスフレのように食べるのもお勧めです。 |
スイーツだけじゃない!
肉をバターミルクに漬けてから調理すると、ふっくらジューシーに。また、ビーフストロガノフなどでサワークリームの代わりにバターミルクを使えば、コクはそのままで、低カロリーに仕上がります。
肉をバターミルクに漬けてから調理すると、ふっくらジューシーに。また、ビーフストロガノフなどでサワークリームの代わりにバターミルクを使えば、コクはそのままで、低カロリーに仕上がります。
< 前 | 次 > |
---|