2 September 2016 Nr.1033
英国がEU離脱を支持した国民投票が実施されてから早2カ月以上が過ぎました。6月23日のことは、今もはっきりと覚えています。眠い目をこすりながら開票速報を追い、夜中の2時頃に「残留派が優勢」という速報を見て、安心して眠りについたのでした。翌朝、各メディアが「英国EU離脱へ!」と報じた開票結果を目にしたときは、夢か幻かと、また目をこするばかり。英国ニュースダイジェストで関連ニュースも追ってきたつもりでしたが、海の向こうの英国市民の決断の裏にどんな想いがあるのか想像することは難しく。違和感というか、それ以上に何か底知れぬパワーを感じたことも事実でした。歴史に残る一時代を、私たちは生きているようです。(羊)
暑い……。お盆を終えた直後の日本からドイツにやってきました。ドイツはさぞかし涼しいだろうと想像していたので、体感はヒンヤリした空気を期待しています。スーツケースにも、セーターやストール、コートまで詰め込んできましたが、まさかの酷暑。しかも、入居したアパートはもちろん、公共交通機関もカフェも冷房完備の施設ばかりではありません。うだるような暑さの中で過ごしたこの10日間あまり。しかし、ここはデュッセルドルフ。ライン川を眺めながらオープンエアでアルトビアーを飲むには最高のロケーション。日本ではビール派ではありませんが、ドイツに来るとビールをよく飲みます。(巳)