週末には家でケーキを焼く習慣が根付いているドイツでは、みんな甘いものが大好き!カフェではコーヒーを片手にケーキを口にほおばりながら談笑している光景を目にすることもしばしば。また、ドイツはシュトレンやバウムクーヘンなど、日本でも馴染み深いお菓子の発祥地でもある。定番から人気のスイーツまで、ドイツだからこそ味わえるケーキ・お菓子の世界をご堪能あれ。(ドイツニュースダイジェスト編集部)
ドイツ人とアイスクリームの甘い関係
老若男女問わず夏になるとアイスクリームを持った人を見かけることが多いドイツでは、猛暑日にはアイスクリームカフェに行列ができるほど人気のスイーツ。比較的寒い時期の方が多い国であるにも関わらず、欧州の中ではイタリアに次いで5位の年間消費量を誇る。その人気の秘密は、さまざまなフレーバーが楽しめること、そしてワンスクープの価格が1ユーロほどと手軽なことが理由として考えられる。
ドイツ発のアイスクリームといえば、マンハイム出身のダリオ・フォンタネッラ氏が考案したスパゲッティアイスだ。アイスクリームを特別な容器に入れてスパゲッティ形にし、その上にストロベリーソースなどをかける。まさに見た目もパスタのよう。彼が経営しているカフェ「Eis Fontanella」は、多くの人でにぎわう有名店だ。
現在は日本で活躍しているサッカー選手、ルーカス・ポドルスキ選手もケルンでアイスクリームカフェ「Ice Cream United」を共同経営しているなど、アイスクリームはドイツで愛されているスイーツといっても過言ではないはずだ。
アイス・フォンタネッラ
Eis Fontanella
www.fontanella.de
スパゲッティアイスの産みの親、フォンタネッラさんがオーナーを務めるアイスクリームメーカーのカフェは、地元のマンハイムでも大人気。
アイスクリーム・ユナイテッド
Ice Cream United
www.icecreamunited.com
砂糖を12%に抑えた甘さ控えめのヘルシーなアイスクリームが自慢。オープン時には、ポドルスキ選手も店頭に立って接客をしていた。