ギリシャ料理 メインシェフ
クリスティーナ・マナシさん
Christina Manassi
ユネスコ無形文化遺産にもなった地中海料理の一つ、ギリシャ料理。ギリシャの肉料理ではポピュラーなウサギの肉とキッコーマンしょうゆを合わせたらどんなコラボレーションが生まれるのか――。第2回目は地元で愛されているギリシャ料理レストラン「コスタス」のメインシェフが考案したレシピをご紹介。
レストラン・コスタス Lorettostraße 47, 40219 Düsseldorf
火曜~金曜12:00~15:00・18:00~23:00、
土曜18:00~23:00、
日曜・祝日16:00~23:00(キッチンは22:00まで)
※月曜は定休日
TEL:0211-31 13 169
※予約はオンラインからも可能
http://www.kostas-speisen.de
母から娘へ受け継がれた料理が、
しょうゆで生まれ変わる
デュッセルドルフの中心地から少し離れた、ウンタービルク地区でギリシャ料理を提供しているレストラン「コスタス」。良い意味でこぢんまりとした店内は、いつも地元の人々でにぎわいを見せる。本場の味が楽しめるバラエティ豊かな地中海料理の数々、親しみやすいスタッフの接客に、ついついワインも進む。
そんな「コスタス」でメインシェフを務めるマナシさんは、「しょうゆは地中海料理には馴染みのないソース。私自身も最初はギリシャ料理としょゆうの組み合わせに懐疑的でした。ですが、今回キッコーマンしょうゆを使用し、ギリシャ料理とも相性が良いことを発見することができ、ゆくゆくはレストランでこのメニューを提供できたらと考えています」と話す。
今回シェフが選んだメイン食材は、ウサギの肉。キッコーマンしょうゆのうま味と相性が良いという。スーパーなどでウサギの骨付きもも肉が購入できない場合は、ソースとの相性が良い鶏肉や牛肉で代用が可能。
今回のメニューはシェフが小さい頃に、彼女の母親が作ってくれた一品だという。「母のレシピではビネガーを使用していましたが、それをしょうゆに置き換えることで、深みのある濃厚な味わいになりました。今回、私自身もギリシャ料理の新たな解釈を見出すことができました」
調理する際のポイントとしては「しょうゆを加えた後、少量の塩で味を調える」ことだという。じっくりと時間をかけて作るこのスティファドは、家族や友人に振舞っても喜ばれそうだ。
母から娘へ受け継がれた味が、キッコーマンしょうゆによって生まれ変わる。伝統的な概念に新たな発見をもたらすキッコーマンしょうゆは、味わいの無限の可能性を秘めているのだろう。
ウサギのもも肉のスティファド
Kaninchen-Stifado
~エシャロットと共にじっくり煮込んで~
材料(1人前)
- ウサギの骨付きもも肉 ... 1本
- エシャロット ... 8つ
- 赤ワイン ... 40cc
- トマトピュレ ... 40g
- タイム ... 1枝
- 野菜コンソメ ... 500ml
- キッコーマンしょうゆ ... 大さじ2
作り方
- ❶鍋にオリーブオイルをしき、ウサギの骨付きもも肉をローストする。その後、エシャロットとトマトピュレを加える。
- ❷野菜コンソメを加え、タイムと赤ワインも加える。
- ❸弱火で約80分間煮込む。
- ❹必要に応じて野菜コンソメを追加する。
- ❺火を止める5分前に、キッコーマンしょうゆを加える。
- ❺お皿に盛り付けたら完成。
最終更新日:Mittwoch, 23 Mai 2018
キッコーマンでは、今回使用したしょうゆのほかにも、さまざまな料理に合わせたバラエティー豊かな商品が揃います。
詳しくはwww.kikkoman.eu にて!