ケルンで「シャルリー・エブド」の山車は却下
カーニバルの雰囲気と安全性を重視し
ケルンのカーニバルのハイライト、ローゼンモンタークの山車行列で、パリのテロ事件をモチーフにした山車の参加が中止になったことをカーニバル連盟が発表した。
伝統あるケルンのカーニバルでは、その時々の時勢を反映した社会や政治風刺の山車が繰り出すことで有名。今回、パリで起こった週刊新聞「シャルリー・エブド」襲撃事件をモチーフにした山車については、フェイスブック上で公開された14の図案の中から人気投票によって選ぶという方法が用いられた。しかし、インターネット上で賛否両論が起こり、カーニバル連盟は「カーニバルの楽しい雰囲気と気軽さが制限されることを懸念」し、同決定をした。